七五三のお参りで初穂料の金額相場は?のし袋の書き方について

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こんにちはsakiです。

 

今回の記事は

「七五三のお参りで初穂料の金額相場」

「のし袋の書き方について」

について、書いてみたいと思います。

 

11月15日は七五三です。
3歳の男の子と女の子、5歳の男の子、7歳の女の子がいる御家庭は、ここまで無事に育ってくれたことに対する感謝、そしてこれからもすくすくと育ってくれるよう、神社やお寺で祈祷をしていただきます。

 

その時に「初穂料」が必要になるのですが、初めて七五三を迎える家庭はどのように準備したらよいのか分からないですよね。
ここでは「初穂料」の金額の相場やのし袋の書き方などについてご紹介いたします。


七五三お参りの初穂料の金額相場

 

「初穂料」は“はつほりょう”と読み、祈祷や祝詞、お祓いをしていただく謝礼として神社やお寺にお渡しする金銭のことを指します。
昔は、その年に初めて収穫したお米などの農作物を供物として奉納していましたが、時が経った現在では農作物の代わりに金銭をのし袋に入れてお渡しするようになりました。


中に入れる金額の相場ですが、だいたい5,000~10,000円だといわれています。
中には「七五三の初穂料は○○円」と決められているところもあるようですので(その金額も5,000~10,000円のところが多いようです)、あらかじめお電話で確かめてみられるといいですね。

 

中には「兄弟・姉妹一緒に七五三」といった家庭もあると思います。その場合、のし袋はひとつで構いませんので、中には2人分の金額を入れるようにしましょう。


初穂料を入れるのし袋の書き方

 

のし袋の書き方の手順をご紹介しますね。

 

①白と赤の水引きが蝶結びになっているのし袋を用意します。


②表書きを書きましょう。
上段には「初穂料」、または「御初穂料」、下段には七五三を迎えるお子さんの名前をフルネームで記入してください。
もし兄弟・姉妹一緒に祈祷を受ける場合は連名で記入します。
右側に上のお子さん、左側に下のお子さんの名前を書いてください。


③次に中袋を記入します。
中袋の表側に納める金額、裏側には住所、名前を書きます。


④お金を入れましょう。
お札は人物画が書いてある方が「表」になります。人物画部分を持ち、封筒の表側にお札の表側がくるように(人物画が上になるように)して入れましょう。


⑤中袋をのし袋で包めば出来上がりです。
※のし袋も中袋も筆ペンで書いた方が見栄えは良いですが、慣れてない場合はボールペンでも構いません。
大事なのは気持ちがこもっていることと、字を間違いないようにすることです。


※水引きは必ず蝶結びになっているものを選ぶようにしましょう。
蝶結びの水引きがついたのし袋は「何度あっても良いお祝い事」の時に使用します。
結び切りの水引きがついたのし袋は「1度だけで良いお祝い事」の時に使用します。
婚礼や快気祝いなどの時はこちらを選ぶようにしましょう。

 
初穂料は封筒に入れるだけではダメ?

 

七五三って、お子さんの着物やヘアスタイル、バッグや草履、そして両親の服装やヘアスタイルなど、用意しなければいけないことや決めなければいけないことがたくさんあり、本当に大変なんですよね。


だから当日になって「のし袋を用意するのを忘れてた!」なんてこともあるかもしれません。
その時は普通の封筒でも構いませんよ。
白い封筒を用意し、表に「初穂料」「お子さんの名前」を記入し、裏側に「金額」「住所」「名前」を記入しましょう。


初穂料は新札にするべき?

 

中に入れるお金は新札のほうが気持ちがいいですが、どうしても準備できなかった場合は新札でなくてもOKです。
だからといってシワだらけのお札や破れたお札は正式な場に相応しくありませんよね。


できるだけキレイなお金を用意し、低温にしたアイロンを慎重に当てれば少しはキレイになりますよ。
銀行の窓口や両替機で新札に両替することも出来ますので、当日までに時間があるようならば銀行に出向かれてみてはいかが?


まとめ

七五三は一生に二回だけしかできない大切な儀式です。


写真撮影や食事会だけで済まさずに、神社やお寺に伺って祈祷を受けることで親としての気持ちも引き締まりますし、きっといい思い出になりますよ!