忘年会での幹事の挨拶例文&案内メールの定型文をご紹介
12月になるとあちらこちらで開催される忘年会。
参加するだけなら楽しいのですが、幹事に抜擢されてしまったら何かと大変です。
開催日時の調節に会費の算出、人数に合わせた会場選びに出席予定者へ案内メールの送付、当日の司会も考えなくちゃ、余興は誰に頼もう?
そうそう上司から挨拶もしてもらわなくちゃいけない!
もうやることが盛りだくさんで悲鳴をあげてしまいそうですね!
しかし、抜擢されたのはあなたが周りから信頼されている証拠。
ここは頑張って完璧に幹事をこなし、周りからの評価をあげちゃいましょう!
忙しい幹事さんのお役に少しでも立てるよう、開催の案内メール例文、忘年会での幹事の挨拶例文を作ってみました!
またメール以外で案内状を出す時のポイント、忘年会当日の挨拶についてもまとめてみましたので合わせてご紹介します。
お役に立てていただければ光栄です!
忘年会の幹事になった!案内メールの書き方と例文は?
幹事になって最初にすべきことは日時と予算と場所を決めること。
それが決まったら出席を募る案内文を作り、なるべく早めにお知らせしましょう!
最近は、会社の忘年会だったら社内メールで、友達やサークル仲間など社外の忘年会の場合は一斉メール、またはグループラインやフェイスブックなどSNSでのお知らせが多いようですね。
それぞれの忘年会の案内例文をご紹介します!
<忘年会の案内例文 社内メールの場合>
社内メールで案内を送る場合のポイントは、相手の業務の邪魔にならないよう簡潔明瞭に内容をまとめて送ること。
※を入れておくと相手の目にも止まりやすいですが、社内で禁止されている場合は使用しないでくださいね。
件名:※※○○部・忘年会のお知らせ※※
お疲れ様です。
○○部△△課の××です。
本年も残すところあと僅かになりました。
早速ですが、毎年恒例となっております○○部の忘年会を下記の通り企画いたしました。
年末のお忙しい時期ではありますが、○○部全体の交流と親睦を深めるために、また一年間の反省を来年への飛躍の糧にするためにも、たくさんのご参加をお待ちしております。
記
日時 〇月〇日(〇曜) ○○時~
会費 ****円(当日徴収)
場所 居酒屋△△△
(住所・電話番号・ホームページURLを記載)
(地図の添付)
お手数ですが、出欠の返信は〇月△日までに、件名を変えずこのメールの返信にてお知らせください。会費は当日会場にてお納めください。
尚、業務の都合で参加出来なくなった場合、×日までにご連絡ください。
それ以降のキャンセルは会費が発生してしまいますので、あらかじめご了承ください。
○○部△△課 ××(幹事)
内線:*****
メール:*****
携帯:******
<忘年会の案内例文 社外の場合>
友達との忘年会でしたらかしこまった文書は必要ないかもしれませんが、習い事先やサークル活動の忘年会でしたらある程度の配慮は必要です。
例文をご紹介します。
忘年会のご案内
拝啓 師走の候、部員の皆様には、益々ご健勝とのことと存じます。さて、この度は○○部の年末恒例の忘年会を開催する運びとなりました。
年末の多忙な時期ではありますが、是非ご参加ください!
記
・日時 ○月○日(○曜) 午後○○時より
・会費 ****円
・場所 創作居酒屋○○〇
(住所・電話番号・ホームページURLを記載)
(地図の添付)
ご出欠のご連絡は○月○日までに幹事△△までお電話(***-***-****)、もしくはこのe-mail宛にご連絡をお願いいたします。
会費は当日会場にてお納めください。
社内メールやSNSではなく文書として忘年会の案内を送付する場合、少なくとも開催日の1カ月前までには先方にお渡しできるよう準備しましょう。
頻繁にお会いする相手には手渡しで、そうでない相手には郵送での送付となります。
人数が少ない場合は定型はがきや封書で送付し、出欠の連絡はメールや電話でいただいてもいいのですが、人数が多い場合は電話の応対もメールのチェックも大変ですよね。
その場合は往復はがき、または切手を貼った返信用封筒を同封した封書にて案内を送付し、出欠の返事も郵送にて受け取るようにすると集計がスムーズにいきますよ。
出欠の締め切りは、遅くとも忘年会開催日の1週間前辺りまでにお願いしましょう。
忘年会の幹事の挨拶はどうしよう。例文は?
前日までの準備がうまくこと運んでも、忘年会当日もなかなかゆっくりできないのが幹事の役割。
というのも幹事は司会進行を行うことが多く、最後の最後まで気が抜けない立場にあるからです。
司会進行を行うからには、必然的に最初にマイクを握る立場にあります。
これを利用し、最初に幹事の挨拶をしておきましょう。
とはいえども幹事はあくまでも忘年会を支える裏方ですので、目立った挨拶はせずにサラッと、時間にして1分くらいの軽い挨拶で大丈夫です。
では例文をご紹介します。
<例文1:会社の忘年会での幹事挨拶>
それでは定刻となりましたので、20○○年、○○部の忘年会を始めさせていただきます。
本日司会を仰せつかりました幹事の△△と申します。
どうぞ最後までよろしくお願いいたします。
まず初めに○○部××部長にご挨拶をいただきたいと思います。
××部長、宜しくお願い致します。
<例文2:サークル仲間との忘年会での幹事挨拶>
それでは定刻となりましたので、○○部忘年会を始めさせていただきます!
本日はお忙しい中お集りいただきましてありがとうございます。
今年も様々なことがありましたが、こうして無事に皆さんと年末を迎えられたことを大変嬉しく思っております。
今年は新しい部員も増え、何かと賑やかな○○部でした。
来年は今年以上に盛り上がっていけたらと思います!
今日は大いに飲んで食べて笑って、1年を締めくくりましょう!
では乾杯の挨拶を××さんにお願いしたいと思います。
××さん、どうぞ!
忘年会の挨拶の順番ってどうすればいい?
挨拶を行うのは幹事だけはありません。
会社の忘年会の場合は社長や専務、部長や課長など管理職の方に挨拶をしてもらうのが一般的です。
挨拶にもいろいろな種類がありますので、以下のような順番で行うと良いでしょう。
①司会者(または幹事)による開会の挨拶
②はじめの挨拶(役職が1番上)
③乾杯の音頭(役職が3番目)
④締めの挨拶、万歳三唱(役職が2番目)
もちろん挨拶をしていただく人には、前もって挨拶を引き受けてくださるようお願いをしておきましょう。
また、同じ役職が2人以上いる場合など、順番を決めるのに悩んだ時には前年度の忘年会の幹事さんや上司、先輩などに相談してみてくださいね。
まとめ
こうしてみると幹事さんって本当に大変で、大切な役割であるということが分かりますよね。
仕事と幹事、同時に進行しなければいけないので様々な事項も懸念されます。
困った時には周りの手をお借りして、当日の忘年会を成功させてください。
忘年会が終わった後は、助けてくれた周りの方々にお礼の挨拶にいくのをお忘れなく!
今年最後の大仕事、頑張ってくださいね!