正月明けの仕事が憂鬱!会社に行きたくない&だるい方にはこの方法
正月明け。年末年始の休暇明け。「うわー会社に行きたくない!憂鬱だ!仕事する気にならない!」なんてことを思う人も多いのではないでしょうか。
特に長期の休暇を取った方であればあるほど、休み明けの仕事がだるい、行きたくないとなってしまっていると思います。
毎年多くの人が悩むこの課題。その理由と対策をまとめてみました。
正月明けの仕事が嫌になってしまう理由とは
そもそもなぜ、正月明けに多くの人が「仕事をするのが嫌だ」と感じるのでしょうか?
そもそも、正月に限らず、GWやお盆など、長期休暇明けの仕事って苦痛と感じる人が多いはずです。
それは「仕事モード」からある程度の期間解放されていたからだと考えられます。
たとえば日曜の夜になると、明日からの仕事のことが頭によぎり憂鬱になったりする「サザエさん症候群」になる人がいます。
あれは「休暇モード」になっていた身体と頭に、「仕事モード」のイメージがよぎったとき、うまくモードチェンジが出来ないのです。
なので、不安や憂鬱などの感情を起こしてしまう一種の不適応症状だといえるでしょう。
一般的な会社員が一年の間で取得する長期休暇の中でもとくに年末年始は、実家に帰省して団らんのひとときを楽しむ人。
ハワイなど暖かいところに海外旅行したりする人もいるでしょう。
どちらかというと「アクティブに動く」ことより、「のんびりする」ことを優先する人が多いというのも、そのような症状を引き起こしてしまいやすい理由になっているのではないかと考えられます。
正月明けに会社に行きたくない人への対処法
正月明けに、「会社に行きたくない・・・」と思ってしまったり、憂鬱になって、不安で眠れない、という場合、なるべくその気持ちをまぎらわす方法を考えるべきでしょう。
結婚相手や、恋人、親しい友達などに自分のつらい気持ちを聞いてもらって、胸のつかえをすっきりさせるのも効果的です。
相手だって、社会人であれば、多少なりとも同じつらさは理解してもらえるでしょうから。
他には、出社後の週末に飛び切り楽しいと思える予定を立てたり、自分へのご褒美を準備してみてはいかがでしょうか。
休日の予定でなくとも、ランチに奮発して美味しいものを食べるでもよいですし、退社後にマッサージを受ける、映画を観るなど自分を癒すための予定を入れてみるのもおすすめです。
それでも憂鬱な気持ちがつらすぎる場合や相談する相手もいないと言った場合は、あらかじめ心療内科などを受診するのも検討しましょう。
仕事に支障が出ない範囲の抗不安薬や睡眠薬を処方してもらい、対処をするというのも場合によっては必要なことです。
年末年始の休診日は病院によって違うので、かかる場合は早めに!
正月明けの仕事がだるい方への対処法
多くの人が正月明けに仕事がだるいと感じる理由は上記でみたとおりですが、では具体的にどのような対処をすればいいのでしょうか。
「休暇モード」にあった心身を「仕事モード」に切り替える必要がありますが、そんなに一気に人間は変われるものではありません。
正月明けの仕事は、「仕事始め」であるということ。
このことを前向きに考えてみてはどうでしょうか。
仕事始めとともに、いきなり業務がどっさりあるという会社も、もちろんあるでしょうが、
多くの会社では、まずは以下のように、新年の挨拶をしたりと、ある意味「肩慣らし」的なことをするところから始まる場合が多いでしょう。
会社のほうでもそのような「暗黙の了解」があったりするので、正月明けの仕事がだるくて仕方ないという人なら、
例えば、仕事始めの週くらいは定時に帰るなどして体に負担をかけないように自分を労ってあげてもいいでしょう。
仕事始めの曜日にもよりますが、たとえば金曜日などで目前に週末が迫っている場合などは、あまり深刻に考えずにしましょう。
「今日一日、頑張ればまた明日休めるさ」と肩の力を抜いてはじめてもいいのではないでしょうか。
正月明けの仕事の挨拶ってどうしたらいいの?
「正月明けの職場での挨拶は、どのような段取りで行えばいいのか」このことで悩む人もいるでしょう。
基本的には、「自分の所属している部署の、偉い人から順番に新年の挨拶をする」という認識でいいでしょう。
まずは、部門長(部長、次長など)
次に課長、係長、主任・・・
トップダウン式に挨拶をします。
最低限、普段から自分に仕事を教えて下さっている立場の方や、目上の方に挨拶をするのはマナーです。
ここで気をつけたいのは、派遣社員やパート・アルバイトの方にも挨拶をするのを忘れないことです。
これを忘れてしまって、「自分は非正規だから挨拶してくれないんだ」などと相手に思わせてしまい、新年早々気分を害されると損です。
同じ部署の人は「仲間」なワケですから、おたがいに気持ち良く仕事始めを迎えたいですよね。
あと、自分の所属していない他部門の人にどこまで挨拶をするか、という問題もありますが、
「全員にしなくては」と考えてしまうとキリもないですし、それだけで精神的にも負担となります。
ですからこの場合は普段から仕事上でかかわりがある人など、親しい人に限り挨拶をするのも一つの割り切り方ではないでしょうか。
まとめ
正月明けの仕事が憂鬱だったり、体がだるくてなかなか気分がのらないといったことに悩まされている人は沢山いると思います。
でも、考え方を変えてみたり、あるいは事前に対応策を考えておくことで、その負担は軽減することができると思います。
気持ちよく仕事始めを迎えられるように、工夫してみてください!