年始の挨拶はいつまで?ビジネスメールの例文&手土産とマナー

ビジネスの場において、取引先に年始の挨拶をする場合、色々なことに気をつけなければいけません。

 

では、どのような点に注意すればいいのかを、以下に詳しく見ていきましょう。

年始の挨拶はいつまでにすればいい?

f:id:parukun:20171222170500j:plain

 

取引先に年始の挨拶をいつまでに行えばいいかということについては、暦上は「松の内」の期間までとされています。


ただし、その「松の内」の期間の定義が関東地方と関西地方では違います。

 

関東地方・・・1月7日までの大正月まで

関西地方・・・1月15日の小正月まで

とされているようです。

 

尚、関東、関西ともに、一部地域によっては「松の内」の期間が異なっているところもあるようなので、各々の地域風土に合わせた対応をとるように注意してくださいね。

 

ビジネスで使える社外用メールの例文をご紹介

 

取引先に年始の挨拶をビジネスメールで行う場合は以下のように、これまでのお引き立てに対する感謝の念と、
今後の取引のお願いをくどくなりすぎない程度に礼を尽くした文章にすればよいでしょう。

 

では、年始の挨拶の例文です。

 

お取引先様各位

 

新年あけましておめでとうございます。

昨年は格別のお引立てを賜り厚く御礼申し上げます。

本年も、より一層のご支援を賜りますよう、従業員一同心よりお願い申し上げます。

平成○○年 1月

 

年始の挨拶の手土産で喜ばれるなら

 

取引先に対する年始の挨拶周りの際には、手ぶらで行ってもかまいませんが、相手に気を使わせすぎない範囲でのこちらの心遣いの気持ちとして、手土産を持っていくのもアリです。

 

取引先に喜ばれる手土産の種類には、特に「これでないとダメ」というのはありませんが、少しばかり気の利いたお茶菓子なんかをお渡しすると喜ばれるかもしれませんね。

 

特に個包装されているお茶菓子なら、デスクで簡単につまめるし、取引先社員のみなさんで取り分けて頂くことが出来ますからね。


手土産を渡すタイミングとマナー

 

手土産は商談の冒頭、相手が着席をする間際くらいに、心遣いの気持ちとしてさりげなくお渡しをするようにしましょう。

 

そのタイミングをずらしてしまうと、手土産をこちら側に置いたまま商談を進めてしまうことになり、先方に余計な気を遣わせかねないので注意しましょう。

 

まとめ

年始の挨拶をいつまでにすればいいのかというと、一般的には「松の内」の期間までとされています。

 

その他にも、上記で見たように年始の挨拶をするうえで、気をつけたほうがいい点、工夫をしたほうがいい点がいくつかあります。

 

年始は、新年のはじまりであり、取引においては、勝負のときです。失礼のないよう、きちんとした形式を踏まえることが大切です。

 

いかに好印象を持ってもらえるかどうかが、今後の取引先との関係に影響を及ぼすということを忘れずにしておきましょう。