猫はしつけ出来るの?しかり方やほめ方。トイレや爪とぎの場合は?
猫は犬と違って、あまりしつけをしませんよね。
猫は、今は家の中だけで飼われることが多くなってきましたが、本来、気ままな動物なので、家の中が半分、外が半分という飼われ方をしていた猫がほとんどでした。
中には、ご飯の時と寝る時だけ帰ってくるという、ノラ猫だか飼い猫だか分からないような猫もいたものです。
ですから、そこまでしつけをする必要がなかったんですね。
というより、猫はしつけをしても無駄だと思われていました。
みなさんは、本当にしつけられないと思いますか?
猫はしつけ出来る?しかり方やほめ方は?
猫は、自由奔放な性格で、犬ほど知能が高くないと思われていましたので、しつけは出来ないと思っていた人が多いのではないでしょうか?
犬は人に付いて、猫は家に付くと言われていて、飼い主も認識していないと思われていました。
でも、違うんです…
猫も、ちゃんと人を認識していて、飼い主がどの人かもきちんと理解しているんですよね。
自分の名前も記憶している猫がほとんどでしょう。
ですから、猫もしつけができない訳ではないのです。
きちんと根気強く教えてあげれば、しつけをすることが可能です。
ただし、殴ったり、叩いたりして、しつけをしてはいけません。
このようなことをすると、猫は人間を信じなくなってしまいます。
猫を叱る時は、目を見て、何度もダメだということを話してください。
何度も、何度も言っている内に、猫も分かってくれます。
そして、それを理解できた時や、飼い主に教えられたことが出来た時などは、いっぱい撫でて褒めてあげましょう。
特別なご褒美をあげても良いです!
犬もそうですが、ご褒美が欲しくて、早く覚えてくれます。
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トイレや爪とぎのしつけ方は?
猫は小さい内にトイレを教えると、すぐに覚えてくれます。
やり方は簡単で、猫のオシッコがついたティッシュなどをトイレに置いておき、猫に嗅がせて、ここがトイレだよって教えるだけです。
覚えの良い猫なら、一度で覚えてしまいます。
でも、覚えてくれない猫もいますよね…
特に、成猫になってしまっている猫を飼う場合、どこでもオシッコをする癖がついていますので、トイレを教えるのは簡単ではありません。
そのような猫は、粗相をした場所に連れて行き、ここでオシッコをしてはダメと、目を見ながら言って、それからトイレに連れて行き、ここでオシッコをするようにと教えてください。
これを何度も繰り返します。
根気が必要ですが、徐々にトイレを覚えてくれますので、諦めないでください。
トイレできちんとオシッコができたら、思いっきり褒めてあげて、ご褒美をあげてくださいね。
それと、粗相をした後は、ニオイが残らないように、きちんとふき取りましょう。
ニオイが残っていると、そこがトイレだと勘違いしてしまいますから。
また、猫の爪とぎを止めさせるのも、同じように爪とぎをして良い場所を教えてあげましょう。
壁などで爪を研いでいたら、すぐに止めさせて、爪とぎの場所に連れて行ってください。
まとめ
我が家の猫たちは、この方法で、何とかトイレも爪とぎも覚えてくれました。
1匹は、ノラで、もう成猫だったのですが、人間に散々、怒鳴られてきたのか、声を上げてしまうと、怯えてしまうので、とても苦労しました。
爪とぎもどこでもやってしまうので、保護シートをあちこちに貼っておいて、しつけをしました。
その猫も、今ではすっかり家猫になっていますので、お宅の猫もきっと大丈夫です。
くれぐれも、猫には愛情を持って接してあげてくださいね。