野良猫への餌やりは良いのか悪いのか！法律や条例ってあるの？
猫好きな人は、野良猫を見ると、お腹を空かせているような気がして、餌をあげたくなってしまうと思います。
でも、近年では、野良猫事情が変わってきていて、野良猫への餌やりの条例が可決されたところもあるらしいではないですか。
果たして、野良猫に餌をあげても良いのでしょうか？いけないのでしょうか？
猫好きな人は、野良猫に餌をあげたいという衝動にかられるはず。
一度、よく確認しておきましょう。
野良猫の餌やりはいいの？悪いの？
野良猫に餌やりは、結論からいうと、良いです。
猫は、動物愛護法で保護されている動物なので、あげても良いのです。
実は、猫は餌が無くて飢えるようになると、本能的に繁殖能力が高まってしまいます。
ただでさえ、猫は繁殖能力が高いのに、飢えが強まると、さらに高まってしまい、野良猫が増えてしまうんですね。
今まで、餌をあげるから、野良猫が増えると思っていた人が多いと思いますが、逆だったんですね。
では、なぜ野良猫の餌やりが問題になっているのかというと、それは、野良猫の被害に遭っている人もいるということです。
野良猫が、ただ可哀想だからといって、むやみに餌をあげる人が増えると、その餌を狙って、たくさんの野良猫が集まるようになってしまいます。
カラスやネズミ、虫などの害虫も寄ってくるようになったりも。
家の庭などに糞やオシッコをされてしまったりと、迷惑を被っている人が実際にいるわけなのです。
ですから、野良猫に餌をあげる場合は、場所を考えて、決まった時間にあげるようにすること。
そして、後始末をきちんとするということが大切になってきます。
また、自分が餌をあげた猫が、そこら辺で糞をしている可能性が高いので、そうじをするということも必要でしょう。
最近は、地域猫と呼ばれる、その地域で保護されている猫も多くなってきていて、餌を与えるだけではなく、避妊手術を受けさせる活動が高まっています。
よく見かける野良猫は、そんな地域猫かもしれません。
地域猫は、ちゃんとご飯をもらっていますので、あげなくても大丈夫です。
耳のカットが目印になっていますから、よく確認してくださいね。
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野良猫の餌やりに関しての法律や条例ってあるの？
野良猫の餌やりは、法律では禁じられていません。
動物愛護法でも、野良猫の餌やりは奨励されているようです。
しかし、動物愛護法では、動物は人間の生活に悪影響を及ぼしてはいけないということが定められています。
野良猫に餌やりをすることで、近隣の住民の人たちに、悪影響を与えてはいけないのです。
そのような観点から、日本では初めて、京都市では野良猫に不適切な餌やりを行った場合、罰金を支払わなければならないという条例ができました。
しかし、京都市の条例でも、決して野良猫の餌やりをしてはいけないとは言ってはいません。
野良猫に餌をあげるなら、誰にも迷惑をかけないように、細心の注意をしなければならないということですね。
そして、その野良猫に対して責任を持つということが必要なのです。
まとめ
野良猫が可哀想だからと、餌をあげるだけという行為は、誰かに迷惑をかけるかもしれないということを考えるべきですね。
私も猫に餌をあげてしまいますが、もっと注意せねば…と考えさせられました。
最近は、地域猫が増えたとはいえ、まだまだ不幸な猫がいるのは事実。
家猫に比べて寿命も短いと聞きます。
餌をあげるなら、里親になることも考えてみてはいかがかと思います。
我が家にも保護した元野良ちゃんがいますよ。
餌をあげたいと思ったのなら、それが縁なのかも。
きっと、あなたを幸せにしてくれるでしょう。
