【2019年】京都 桜のお花見に行こう。名所や穴場、美しすぎるスポット10選

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春の芽吹きももうすぐ、歴史ある京都の桜を観にお出掛けしてみてはいかがでしょうか。

 

2019年の京都、桜の開花予想は3月23日頃と予想されています。

 

京都で桜のお花見が出来る由緒ある名所から穴場まで厳選10スポットをご紹介します。

 醍醐寺で豊太閤花見行列を観よう

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「花の醍醐」として古くから有名な桜の名所であり、かわづ桜・しだれ桜・八重桜やソメイヨシノなどさまざまな桜が約1000本。
世界遺産の境内を順々に彩ります。

 

かつて豊臣秀吉がここで催した豪華絢爛な花見を模して、毎年4月の第二日曜日には「豊太閤花見行列」が開催されます。
秀吉を筆頭に、安土桃山時代の装束を身に着けた約200人の行列が境内を練り歩く様はまさに圧巻。

 

雅楽や花見踊りの特設舞台も鑑賞しながら、当時にタイムスリップしたかのように歴史を存分に味わうお花見はいかがでしょうか。
京都駅から直通の急行バスも運行しており、アクセスも良好です。
【詳細】
見ごろ時期:3月下旬 ~ 4月上旬
桜まつり:豊太閤大観桜行列 (ほうたいこうはなみぎょうれつ)
 ※毎年4月第2日曜日
開門時間(季節により変動あり)
3月1日~12月の第1日曜日までの期間
9:00~17:00まで
12月第1日曜日の翌日~2月末日の期間
9:00~16:30まで
※発券終了は閉門1時間前、各所入場は閉門30分前まで。
所在地:〒601-1325 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
アクセス
電車:地下鉄東西線【醍醐駅】徒歩約10分
JR山科駅:京阪バス約20分【醍醐寺前】下車すぐ
車:名神高速京都東ICから約20分
駐車場:普通車100台

 

 

平安神宮の紅しだれコンサート

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朱と緑の大極殿の隣に堂々とそびえる「左近の桜」も有名スポットですが、ぜひ平安神宮神苑に足を運んでみてください。

 

別途拝観料が必要ですが、広大な神苑には約300本の桜が咲き誇り、およそその半数を占めるヤエベニシダレザクラが天を覆いつくすさまは一見の価値ありです。


なかでもおすすめは東神苑の栖鳳池。
満開の桜が鏡のように水面に映り、まさに溜息の出る美しさです。

 

見頃は4月上旬頃ですが、およそ2週間と開花期間が長いのも特徴です。
閉苑後にはライトアップされ、夜桜を見ながら「紅しだれコンサート」を楽しむのもデートコースにぴったりですね。

 【詳細】
見ごろ時期:4月上旬~4月中旬
桜まつり
【紅しだれコンサート】
日程:2019年4月4日、5日、6日、7日
時間:18:15~21:00
最終入場は20:30・雨天決行です。
演奏は2回に分けて行われます。
一回目 : 18:40~19:20
二回目 : 19:50~20:30
入場料 : 一人 2,000円(税込)
前売 1,700円(税込・前売り券は入場日指定)
ライトアップ:あり
神苑拝観料大人600円・小人300円
所在地:〒606-8341 京都府京都市左京区岡崎西天王町
アクセス:地下鉄東山駅から徒歩10分

 

 

仁和寺の御室桜に圧巻

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皇室や貴族ゆかりの地ということで、情緒豊かにして典雅な世界遺産である仁和寺。


中門内の西側一帯に咲く「御室桜」は、京都市内で一番遅咲きの桜として有名です。
樹高約2メートルという背の低さが特徴で、間近に楽しめるため庶民の桜として江戸時代から親しまれています。

 

写真を撮るなら、ぜひ五重塔をバックに。
江戸時代から変わらないその美しさはとってもフォトジェニックです。

 

例年イベントやライトアップは行われませんが、上品な雰囲気でゆっくり桜を楽しみたいという方におすすめです。
開花時期には別途特別入山料が必要になります。

 【詳細】
見ごろ時期:4月上旬~4月中旬
営業時間:9:00~17:00(御室桜開花期間中は8:30~)
観桜料:(御室桜開花期間中)大人500円/小中学生200円
所在地:〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33
アクセス
電車:嵐電北野線【御室仁和寺駅】下車すぐ
車:名神高速道路【京都南IC】約30分
駐車場:あり500円 約100台

 

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淀川河川公園背割堤地区の桜トンネルを散歩しよう

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木津川と宇治川を分かつこちらの地区は、春には満開の桜でいっぱいになる美しい国営公園であり、京都一の桜の人気スポット。

 

桜のトンネルは1.4kmにわたり、見渡す限り咲き誇るソメイヨシノは素晴らしい美しさです。

 

お弁当を食べる芝生も多いので、カップルやファミリーでのんびり花見を楽しめそうですね。


平成29年には地域のランドマークとして「さくらであい館」が新設。イベントやマルシェなど盛り沢山で、展望台もあります。

 

駅から少し歩きますが、今後は一般用駐車場が廃止となるため電車で行くのがベストです。
ゴミ捨て場はないのでゴミは持ち帰りましょう。
【詳細】
見ごろ時期:4月上旬
桜まつり:背割堤さくらまつり
所在地:京都府八幡市
アクセス:京阪本線八幡市駅から徒歩10分

 

 

木屋町の桜並木で古都を感じる

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二条から五条の間に、約320本のソメイヨシノからなる美しい桜並木が続きます。

 

特に四条から松原までの約200本の桜は60基の照明によるライトアップも行われ、夜遅くまで楽しめるのも魅力。

 

満開の桜と柳の緑が、歴史的にも有名な高瀬川のせせらぎと相まって雰囲気抜群です。

 

周辺にはお洒落なカフェやお食事処などが多いので、食事をしながらゆっくり夜桜を味わう大人のデートも素敵ですね。

 

有数の繁華街「河原町」すぐでアクセスも抜群。
昼間はもちろん、アフターファイブでも気軽に京情緒を堪能できるお花見スポットです。

【詳細】
見ごろ時期:3月下旬~4月上旬
ライトアップ:あり18:30~23:00時
木屋町花見エリア
〒600-8024 京都府京都市下京区天満町456−21
アクセス:
【祇園四条駅下車】徒歩5分
【清水五条駅】徒歩5分

 

 

嵐山の渡月橋一帯を散策しよう

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春にはソメイヨシノやヤマザクラなど約1500本が咲き誇り、渡月橋一帯が素晴らしい桜景色になります。

 

嵐山周辺を散策しながらの花見はもちろん、桂川に浮かぶボートや遊覧船から優雅に鑑賞するのも風情たっぷり。
渡月橋周辺には屋形船も出ています。

 

また、保津川渓谷を進む嵐電「嵯峨野トロッコ列車」に乗るのもおすすめ。
約2000本からなる桜のトンネルの美しさには圧倒されること間違いなしです。

 

世界遺産である天龍寺を美しく彩るしだれ桜も、押さえておきたいスポット。
大自然の中でさまざまな花見を楽しめるので、毎年訪れたくなりますね。

 【詳細】

見ごろ時期:3月中旬~4月下旬
桜まつり:嵐山桜まつり3月23日(土)~4月7日(日)
開催場所:都幾川桜堤
ライトアップ:桜まつり期間中21:00まで

渡月橋、桂川周辺
所在地:〒616-8383 京都府京都市右京区
アクセス
阪急嵐山線【嵐山駅】徒歩5分
名神高速道路【京都南IC】車で約13km
駐車場:あり 約200台 800~1000円

 

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清水寺で桜を観ながら京都市街を見下ろす

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桜の時期、世界遺産の伽藍や碑の数々を彩るのは約1500本のソメイヨシノやヤマザクラ。
かの有名な「清水の舞台」から見下ろすと、満開の桜と木々の緑のコントラストによる堂々たる景色が広がります。

 

夜間特別拝観が実施されており、桜だけでなく境内や本堂も美しくライトアップ。
京都市街の灯りと融合し、幻想的な空間を楽しむことができます。

 

清水寺のシンボル、三重塔も見逃せないスポット。
こちらをバックに見る桜は、足元の池にも見事に映り込み写真映え抜群です。

 

シーズンは混雑しますが、順路後半の音羽の滝周辺は比較的空いているよう。
見上げて楽しむ清水の舞台と桜もまた格別です。

 【詳細】
見ごろ時期:3月下旬 ~ 4月上旬
開門時間: 6:00~18:00
拝観料:大人 400円、小中学生 200円
春の夜間拝観料:大人 400円、小・中学生 200円
ライトアップ:春・夜の特別拝観期間中、18:00~21:00まで
所在地: 〒605-0862 京都府京都市東山区清水1丁目294
アクセス:JR京都駅よりバス乗車。
【五条坂バス停】下車徒歩約10分
駐車場:あり

 

 

京都府立植物園で多種に渡る桜鑑賞

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他ではなかなか見ることのできない、約130品種ものさまざまな桜を鑑賞できるのが魅力のこちら。

 

3月中旬のカンヒザクラに始まり、4月下旬のキクザクラまで、およそ一カ月以上にわたり楽しむことができます。

 

ソメイヨシノとヤエベニシダレを中心とした桜林も見事で、おすすめポイントは観覧温室の前。
満開の桜とチューリップ畑が重なり、春の情緒たっぷりです。

 

夜にはライトアップにより、華やかに照らされたソメイヨシノも味わえます。
すぐそばの賀茂川まで足をのばすのもいいでしょう。
この河川敷にも「なからぎの道」という桜のスポットがあり、ゆっくり散歩するのに最適です。

 【詳細】
見ごろ時期:4月上旬~4月中旬
入園料:大人200円、高校生150円、小中学生無料
開園時間 9:00~21:00(最終入場は20:00まで)
ライトアップ:日没~21:00
所在地:〒606-0823 京都府京都市左京区下鴨半木町
アクセス:京都市営地下鉄【烏丸線北山駅】下車、徒歩すぐ
駐車場:あり/800円

 

 

岡崎疎水で十石舟めぐりを体験しよう

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出典:京都観光研究所 岡崎疎水写真

春、琵琶湖からなる疎水両岸には美しいソメイヨシノが連なります。なんと言っても、南禅寺舟溜り乗船場と夷川ダムを進む「十石舟めぐり」が一番の目玉。

 

疎水を覆う満開の桜の下を、風を感じつつ舟で優雅に進めば最高の気分になること間違いなしです。
およそ25分の往復の舟旅なので、シャッターチャンスを焦る必要もありません。

 

夜にはライトアップも実施され、昼間と全く雰囲気が変わった幻想的な舟めぐりを楽しむことができます。

 

シーズン中は大人気のため、舟の当日券を手に入れるのは大変困難のよう。
公式サイトなどからの事前予約がおすすめです。

 【詳細】
見ごろ時期:3月下旬~4月上旬
ライトアップ:有り
所在地:〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町 
最寄り駅:地下鉄東西線
【東山駅】徒歩約12分

【蹴上駅】徒歩約12分

 

 

円山公園で有名な祇園の夜桜見物

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京都初の公園であり国の名勝にも指定されるこちらは、春には約680本の桜が咲く人気花見スポットです。
特に有名なのが公園中央に咲くヒトエヒガンシダレザクラ、通称「祇園の夜桜」。


樹齢80年を超え、高さ約12メートル、幹周り約3メートルにもなり圧倒的な存在感を発揮しています。
歌人・与謝野晶子も愛でたとして古くから親しまれてきました。


日中はもちろん、花満開の巨木が艶めかしく照らし出される、夜間ライトアップは見逃せない美しさです。
また、例年3月下旬からはかがり火による一風変わったライトアップも。


園内8か所で焚かれるかがり火が幻想的な空間を演出し、夜桜デートにおすすめです。

【詳細】
見ごろ時期:3月下旬~4月上旬
ライトアップ:日没~24:00(2018年3月下旬~4月中旬)
所在地:〒605-0071 京都府京都市東山区円山町
アクセス
電車とバスの場合
JR京都駅から市バス【東山通北大路バスターミナル】行きで20分。
祇園下車、徒歩約3分
車の場合
名神高速道路【京都南IC】約25分
駐車場:あり30分/250円

 

いかがでしたか?

京都の桜のお花見スポットをご紹介しました。

春の観光を計画しているのであれば、ぜひ京都に足を運んでみてはいかがでしょうか。