野良猫は冬の寝床や餌は?どう過ごしているの?
猫好きな人は、道端で会う野良猫のことも気になってしまうのではないでしょうか?
毎日会っていると、情が沸いてしまうものです。
勝手に名前なんか付けたりして、こっそり餌を与えている人も少なくないでしょう。
しかし、凍えてしまいそうな冬は、寒い思いをしているのでは?
ご飯はちゃんと食べている?なんて、ついつい考えてしまいませんか?
そこで今回は、野良猫たちは、寒い冬をどのように過ごしているのか、寝床や餌はどうしているのか調べてみました。
野良猫の冬の過ごし方。どこにいるの?
猫は、ご存知だと思いますが、とても寒がりです。
それは、元々のルーツがエジプトの砂漠に生息していたから。
ですから、寒さの弱いんですね。
特に、子猫やシニア猫は、寒さの弱くて、寒さに耐えられず、凍死してしまうこともあります。
でも、野良猫はずっと外で過ごしているので、私たちが考えている以上にたくましく、寒い冬を越す知恵を持っているんです。
例えば
- エアコンの室外機
- ボイラー
- 温水ポンプ
- 車のボンネットや下
- 倉庫の片隅
など、猫は暖かいところを上手に探すのです。
また、天気の良い昼間は、陽当たりが良い家の屋根などに上ったり、たくさんの猫が団子状態に固まって、お互いを温めたりすることもあります。
それに、猫は、冬は冬毛に生え変わるだけではなく、自分の体を舐めることによって、空気の膜を作り、体温を逃さないようにすることもできるんですね。
だから、人間が考えている以上に、寒さに耐えられるのかも。
生きるために自然に順応しているのでしょう。
野良猫の冬の寝床や餌はどうしているの?
冬は、昼間は陽が当たる場所などで何とか過ごせても、夜になると、道路も凍ってしまうほど冷え込んでしまいます。
野良猫は、どこで寝ているのでしょうか??
既に、お話ししたように、野良猫は暖かい所を上手に探す能力があるんですね。
ですから、人の家のボイラーや室外機の上、倉庫の片隅などで寝ていることが多いです。
風を除けられる場所で、たくさんの猫が集まって、お互いを温め合いながら寝ることもあります。
また、何を食べているのかというと、都会では生ごみ食べたりする猫もいますが、最近は、地域猫も増えていて、ボランティアの人たちからキャットフードを貰っている猫も多いですね。
そうではない猫は、狩りをすることも。
ご存知のように、猫はネズミが大好き。
昆虫も好んで食べる他、スズメのような小さい鳥、時にはハトやカラスだって狩りをして食べることもあるんです。
野良猫の冬の過ごし方猫団子
野良猫(地域猫)は寒い冬はどの様にしのいでいるのでしょうか。
なかなか見かけることはないと思いますが、猫団子という言葉を聞いたことはにでしょうか。
この猫団子は、冬の寒さを乗り切るために一匹一匹が寄り添いお互いの体温で温めあって寝ているのです。
写真で見るとこんな感じです。
なんとも可愛らしい感じですが、このように生きるために頑張っているのですね。
まとめ
猫は、本来、狩りをしてたくましく生きる本能を持っています。
だから、寒い冬でもたくましく生き抜く力を持っているんですね。
野良猫のことが気になっていた方は、少しは安心できたでしょうか?
でも、人間が支配している中で、野良猫が生き抜くのは厳しい世の中と言えるでしょう。
心が痛みますね。
可哀想な野良猫が、これ以上増えないように、猫を飼う人はきちんと最後まで責任を持ちましょう。
大切な命です。
決して粗末にしないようにしてくださいね。