夏休みの自由研究!5年生におすすめは?顕微鏡や実験・天気など
夏休みの宿題の中で一番厄介なのが自由研究。「何をやろう?」とノンビリしているとあっという間に8月下旬になってしまい、焦ってしまうことも…。
そんなことにならないよう、厄介なものは早めに終わらせてしまいましょう!
今回は5年生におすすめの自由研究をご紹介いたします!
顕微鏡で観察してみよう
高学年になると自宅に顕微鏡を持っている子が多いようですね。
普段目にしているものでも、顕微鏡のレンズを通して見るとまるで別物です。
魅力あるミクロの世界を観察し、まとめてみましょう。
≪水中生物の観察≫
近所の池、川、海や湖など、様々な場所から水を汲んできて、それぞれの水の中にはどんな微生物がいるのかを観察しましょう。
≪調味料の観察≫
塩・砂糖・小麦粉・片栗粉・醤油や酢など、自宅にある調味料などを顕微鏡で覗いてみましょう。
≪野菜・果物の観察≫
お家にある夏野菜を薄くスライスし、断面図を観察してみましょう。また切って直ぐのものと1日置いたものは違いがあるのでしょうか。
≪花粉の観察≫
草花の花粉を集め、それぞれの花粉はどのような形をしているのか、どんな違いがあるのかを調べてみましょう。
≪土の観察≫
土は場所によって質が違います。
自宅の庭の土、学校の運動場、公園の砂場、池の中に沈んでいる土…それぞれどんな違いがあるのか観察してみましょう。
≪自分の観察≫
自分の身体の一部…
例えば髪の毛、眉毛、まつ毛、手足の体毛は、それぞれ違うのか。
爪や皮膚、鼻の油なども調べてみると面白いですね。
実験してみよう
実験で大切なのは「実験前」と「実験後」の状態の変化です。
写真を撮っておくと違いが分かりやすく説明できますし、まとめる時にも便利ですよ!
≪音のカタチ≫
用意するもの…洗面器、黒いビニール袋、ガムテープ、塩
実験のやり方
1.洗面器に黒いビニール袋をかぶせてピンと張った状態にし、ゆるまないようテープで固定します。
2.ピンと張ったところに塩をまきます。
3.上からおおきな声で「あ!」と叫んでみましょう。
塩はどのような模様になりましたか?
小さい声だったらどうなるか、「あ!」以外の言葉だとどうなるか、手拍子だとどうなるか、それぞれを観察して結果をまとめましょう。
≪色から生まれる色≫
用意するもの…水性のマジック(たくさんあったほうが面白い)、キッチンペーパー、割り箸、紙コップ
実験のやり方
1.キッチンペーパーを幅2~3cm、長さ15㎝に切ります(マジック1本につき1枚用意する)。
2.先端から2㎝ほどのところにマジックで丸を書き、塗りつぶしましょう。●←こんな感じに。
3.紙コップに1㎝ほど水を入れ、「●」の下1㎝だけが浸るようセット。上部を割り箸で挟み、紙コップのふちにかけておくといいでしょう。
4.そのまま15~20分ほど放置します。キッチンペーパーがグングンと水を吸い上げ「●」の色に変化が…
≪水を吸いあげる野菜や花≫
用意するもの…コップ、食紅(スーパーで購入してくださいにあります)、野菜や花(おすすめはアスパラガス、セロリ、大根、白いカスミソウなど)
実験のやり方
1.紙コップに食紅を溶かします→赤い水ができます。
2.実験したい野菜、もしくは花を入れて半日ほど放っておきましょう。
3.赤い水を吸った野菜や花はどうなったでしょうか?色々な種類のものを試してみると違いも分かります。
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天気を研究しよう
毎日の天気を記録するだけでは面白みがありません。
高学年らしく少し踏み込んだ天気の研究をしてみましょう。
≪太陽の研究≫
太陽はいつからあり、何を燃料にして燃えているのでしょう?
燃料が無くなったら…
太陽が燃え尽きてしまうと地球はどうなるのか…
太陽の謎を解明していきましょう。
≪雨の研究≫
雨はどのようにして降り、どこに浸み込み、どこに流れていくのか。最終的に私たちの飲み物になるまで、どのくらいの年数がかかるのでしょう?
≪雲の研究≫
雲には様々な形があり、毎日変わります。
どんな種類の雲があるのか。
また、毎日時間を決めて「○時の空にはどんな雲が出ていたのか」「この後天気はどうなったか」などを調べてみましょう。
≪雷の研究≫
なぜ雷は発生し、落ちてくるのか。
落ちやすい場所はあるのか。
そして雷が落ちることで私たち人間にはどんなメリットがあるのかを調べてみましょう。
≪虹の研究≫
虹が出る条件とは、なぜ7色あるのか、飛行機の上から見るとどんな形に見えるのか。
また虹は必ず二重に出現するのは本当か、など知られざる虹の秘密を探ってみましょう。
≪天気を予知しよう≫
“テンポドロップ”というものを知っていますか?
しずく型のガラスの中に液体が入っており、その中に出来る結晶の形で翌日の天気が分かるという不思議なインテリア雑貨です。
結晶の形と天気の関係を研究してみると面白いですよ。
まとめ
研究結果のまとめ方が大切です。
・なぜ、その研究をやろうと思ったのか
・研究前の自分の予想
・準備したもの
・研究のやり方
・研究結果
・考察(予想と結果の違いについて思ったこと、失敗したのであればその原因、次にやる時の目標など)
といった順にまとめていきましょう。
文字だけではなく絵や写真などを取り入れると、なお分かりやすくて楽しい研究のまとめが作れると思いますよ!
頑張ってくださいね!