猫の去勢の時期と費用は?補助金や助成金ってあるの?

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猫が発情期に入ってしまうと、その行動に頭を悩ませる飼い主さんは多いのではないでしょうか?

でも、猫も好きでやっているわけではないんです。
本能だから仕方がないんです。

猫も実は、この本能のために大きなストレスを抱えていて、どうにもおさまらない感情と戦っているんですよ。

かわいそうですよね…

このストレスは、去勢すれば治まりますので、まだ去勢していない猫は、是非、これを機会に検討しましょう。

今回の記事では、去勢の時期や費用などについて説明していきます。

去勢の時期はいつ オスとメスでは違う?

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オスの場合は去勢手術、メスの場合は避妊手術といい、両方を合わせて不妊手術といいます。
オスもメスもなるべく発情期が来る前に手術を受けた方が良いと言われています。

 

発情期の時期は、早い場合で生まれて4~5ヶ月で起こる場合があります。
不妊手術が受けられるのは体重が2kg以上になってからです。

 

不妊手術を受けても成長に悪影響を及ばさない時期まで待つ必要があります。
おおむね、オスもメスも5~6ヵ月頃から受けられるようです。

 

その前に1回目の発情期が来てしまう場合もあります。
出来るだけ、2回目の発情期までには手術を受けるようにしましょう。

 

手術を受ける時期が遅くなってしまい、成猫になってから受ける場合。
去勢や避妊手術を受けても、発情期に行うスプレー行為などが治まらない場合があります。

 

不妊手術は、猫の体にメスを入れることになるので、かわいそうに思って飼い主さんの決断が遅れる場合があります。

 

しかし、不妊手術を受けると、猫のストレスを軽減させてあげられるだけではなく、生殖器系の病気にかかりにくくなるなどのメリットがあります。

 

不妊手術を受けた後は、性格も穏やかになって、可愛らしさを発揮してくれます。

 

去勢の費用は?補助金や助成金ってあるの?

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動物病院での治療は保険も適用されませんし、避妊手術となると、さぞかし費用が高いことだろうと思っている人が多いですが、そこまで高額ではありません。

 

猫の去勢、避妊手術の費用は、動物病院によって差があります。


平均的な金額では

 

オスの場合が12,000円程度。

メスの場合が20,000円程度となっています。

 

自治体によっては、補助金や助成金を出しているところもあります。
費用の負担が大きいと思う場合は、自治体に確認してみると良いでしょう。

 

補助金や助成金の金額も自治体によって異なりますので、併せて確認してください。
この補助金、助成金は、無計画に子猫が生まれて、殺処分に猫を減らすために始められた対策です。

 

野良猫の手術を対象になりますので、恵まれない野良猫が近所にいたら、獣医さんに相談して、是非、手術をうけさせてあげてください。
問い合わせ先、申し込み先はお住まいの市町村役場の衛生課です。

 

ちなみに、東京都の新宿区の場合は、飼い猫のオスが2,500円、メスが4,000円。

 

手術を受ける猫が野良猫の場合はオスが5,000円、メスが9,000円となっています。
手術後に病院からもらった証明書を添えて、申請を行うようになっています。

 

まとめ

猫の去勢、避妊手術の時期と費用について説明させて頂きました。
わが家の猫もオスですが、6ヵ月の時に去勢手術を受けました。

 

手術を受ける時はかわいそうで仕方がなかったですが、手術後はスプレー行為が無くなり、とても甘えん坊の性格になって、飼いやすくなりました。

 

スプレー行為などは、飼い主にとってもストレスになりますので、お互いが気持ちよく生活するには、不妊手術は必須と言えるでしょう。

 

猫といつまでも仲良く暮らせるように、去勢、避妊手術はおすすめしたいです。